【ご支援ください】
「性暴力を許さない女の会」の方々とお会いしました。
25年間に渡る活動の一端を伺いました。

「性暴力を許さない女の会」は、
1988年に起きた「地下鉄御堂筋事件」がきっかけで、
25年間に性犯罪に対して、女性の視点から問題提起を続けていらっしゃる団体です。
地下鉄御堂筋事件とは、
電車内で痴漢被害にあっている女性を助け、
痴漢加害者の男性2人組に注意したA子さんが、
犯人に逆恨みされ、レイプされた事件です。
私は、今回、会の代表者からコンタクトをいただき、
この事件をインターネットで検索して知りました。
本日、お会いして団体が出版した
・女が視た「地下鉄御堂筋事件」資料(1990年刊)
・痴漢のいない電車に乗りたい!(1995年刊)
の寄贈をうけました。
まだ、パラパラと眺めただけですが、
25年前に世の中が、鉄道会社が、
痴漢問題をどのように扱っていたのかを知ることができる貴重な資料です。
鉄道各社が貼りだしている
「痴漢は犯罪です」のポスターを見るたびに、
私は思っていました。
「は? なに当たり前のこと言っているの?」
「痴漢を犯罪だと知らない人なんて、いないでしょ」
「犯罪だと分かって繰り返す加害者が、このポスターで痴漢を止めると思っているの?」
と、鉄道会社の意識に疑問を感じていました。
今日、お話を伺って、
25年前には、そのポスターすらなかったことを資料で知りました。
鉄道会社に痴漢対策を申し入れをしても、
痴漢という単語を使うことすらNGとされていたのです。
“いやがらせや迷惑行為はやめましょう”という文言が精一杯。
今のように「痴漢は犯罪」と明言できるようになったのは、
これまで活動されてきた方々の努力の賜物です。
貴重な資料のご提供に感謝いたします。
25年間に渡り、真摯に活動を続けてきた方々がいらっしゃるにも関わらず、
今も痴漢被害にあっている女性が大勢いる……
それが現実です。
もっともっと、多くの声を集め、1人1人が痴漢問題について考え、
解決に向けて行動する風潮を作らない限り、
痴漢被害はなくならないのだと思いました。

会の方々は、
・女子高校生が痴漢抑止バッジを考案したこと
・バッジをつけたら痴漢にあわなくなったこと
に驚いていらっしゃいました。
痴漢抑止バッジを普及させるために、
クラウドファンディングを活用するアイデアも
世の中に活動を広げる試みとして、評価をいただきました。
長く活動していらした方達から、
エールをいただき、心強いです。ありがとうございます。
痴漢にあっているのは、
昔も今も、女子中・高校生、大学生、若いOLさんです。
特に、4月。
進学や新入社で、電車通学を始めたばかりの時に、
不慣れな満員電車で、痴漢被害にあうケースが多いようです。
私達は、新入学・新入社をする方々に、
痴漢抑止バッジを届けるために、
今、クラウドファンディングでご支援を募っています。
痴漢問題解決に共感してくださる方は、
ぜひ、下記サイトより、ご支援をください。
痴漢問題については、痴漢冤罪被害の懸念もついて回ります。
痴漢行為をしていない方が犯人扱いされるのは、あってはならないことです。
痴漢問題に限らず、自分が犯していない罪の疑いを掛けられるのは、不愉快です。疑いをかけられたことが公になるだけで、社会的なマイナスになるケースも多いでしょう。
痴漢犯罪の場合、混み合った電車の中という特殊な状況と、現行犯逮捕という制度があって、問題の根を深くしている面があります。
痴漢冤罪問題については、いくつもの問題が複雑に絡み合っているので、カンタンに論じることができません。
ひとつ明らかにしておきたいのは、私達は、痴漢冤罪におびえる男性達も、被害者だと考えているということです。
「痴漢に間違われたらどうしよう」とおびえながら満員電車で通勤するのは、ストレスでしょう。万が一、痴漢の冤罪を掛けられたら、それまで築いてきた人生がガラリと変わります。痴漢冤罪におびえるのは、当たり前です。
痴漢被害者も、それは分かっています。
だから「万が一、間違いだったら?」と考えてしまい、痴漢行為を受けたときに毅然とした態度を取れなくなっている人も多いのです。
ネット上では、痴漢問題を取り上げるときに、必ず反論のように痴漢冤罪を持ち出す人がいます。
その懸念はもっともですが、攻撃する対象が痴漢被害に悩んでいる方に向くのはお門違いと言わざるをえません。
悪いのは、痴漢加害者です。
痴漢行為をする人がいなければ、痴漢被害者も痴漢冤罪被害者も生まれません。
満員電車に乗車する男性が、無用なストレスを感じることもなくなります。
デザイナー:enjoy806さん
デザインコンセプト
まず、痴漢に対しての警告というより「私たちの意思表示」に重きを置いた、この優れたコピーを活かしたかったので真ん中に配置しました。
近くで見た時に読めればいいので、目立ちすぎずかつ被害女性が訴えているような手書き風のフォントを選びました。
周りは適度な余白を持たせ、文字がすっと目に入るようにしました。
そして、女性に受け入れられるバッジということでネコをモチーフに選び、ネコが正面を見据えて意思表示をしているデザインにしました。
さらには痴漢と一対一で戦うのではなく社会全体で戦い、被害者を見守っていくというイメージでネコを輪になるように配置しました。
輪の真ん中が花の形に見えるようにし、古典で花といえば桜を表すことから桜の花言葉である純潔な精神という意味も込めています。
色に関しては、赤と青を使って標識のようにし警告のイメージを出しました。
毅然とした態度を表現しつつも強い印象を与えるものより、付けてもらえるように「自分だったら付けることができるか」という視点に何度も立ち返ってデザインしました。
プロジェクトへのメッセージ
今までも痴漢に対する取り組みはあったと思いますが、真剣にこの犯罪について考えたことはありませんでした。
しかし、「私たちは泣き寝入りしません」というコピーを見て、新しい視点だなと感銘を受け、このプロジェクトに興味を抱きました。
痴漢を捕まえたいわけではなく、ただ痴漢に遭いたくないだけ、痴漢を未然に防ぐ、ということが第一に考えられていることにとても共感し、自分にできるデザインで協力できればと考えました。
通勤通学は毎日のことですし、日常が辛いものにならないように見て見ぬ振りをするのではなく、監視し、見守っていくことが大切だとこのプロジェクトをきっかけに改めて気付かされました。
このプロジェクトが多くの人を救うものになればと思います。
デザイナー:h1rotoさん
デザインコンセプト
目立つこと・知られること・繋がれること
この活動を広く知らしめるためには、痴漢、着用者、一般人全てにとって注目されやすい目立ち、簡単に内容を伝えることが出来ることが先ず大切です。
痴漢には犯罪抑止力を与え、着用者同士に連帯感、安心感を、広く一般にこの活動のことを知ってもらい、さらに効果を高めることが期待できます。
コンセプトを実現するバッジとするためには以下のような点が重要であると考えます。
●混雑した場所において目立つこと、数メートル離れた状態でも内容が伝わること。
●出来る限りシンプルに、ひと目で印象に残り、その後情報共有しやすいシンボル、デザインであること。
●着用者にとっては信頼感、親しみを感じさせながらも、痴漢にとっては出来る限り嫌味な印象を与えること。
デザインの実施:
シンボルやメッセージの伝達性を最優先に、色数は最小限で、鮮烈な色合いを用いながらもポップな印象や、親しみやすい印象にならない組み合わせとして、ピンク地に黒としてあります。
モチーフは感性や好みに左右されにくく共有しやすい、普段見慣れた顔文字を用い、シンプルに着用者の意思を伝えることにしました。
プロジェクトへのメッセージ
一人ではなかなか解決できない問題をひとつのバッジをきっかけに繋がり支えることができ、その結果みんなが生活しやすい社会になれたら、それは本当に素晴らしいことです。
そのきっかけとなる、ユニークな機能を必要とするコミュニケーションツール(バッジ)のデザインに関わることができて、とても嬉しくに思っています。
本プロジェクトが最大限効果を発揮できるよう今後とも応援させていただきます。
デザイナー:RJGraphicsさん
デザインコンセプト
「痴漢は犯罪である」ということをより重く受け止め意識することが痴漢抑止につながるのではと考えましたので、「110(警察の電話番号)」と「手錠」をメインモチーフにしてデザインしました。
また、「痴漢に立ち向かう意思」をはっきりと伝えるためにも、たんなるアクセサリーにならないように目立つ配色にし、より多くの人々の目に留まるデザインになるよう工夫しました。
プロジェクトへのメッセージ
痴漢という犯罪を社会にアピールし、痴漢被害に悩む人々に手を差し伸べることのできる素晴らしいプロジェクトだと思いました。
このプロジェクトを通じて1人でも多くの方が安心して通勤・通学ができる環境になるよう祈っております。